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ロンドン最古のワイン商BB&Rの歴史とプライドが生み出した
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製法
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3種のフルーツと3種のスパイスからなるボタニカルは銅製のポットスティルの中でグレンアルコールに一晩浸け置かれます。これによってボタニカルのエッセンスがアルコール中に引き出されるのです。翌朝、ポットスティルに火が入れられ蒸留が始まります。ジンにとって最も大事な香りを最高のものとするために、フォアショットと呼ばれる蒸留初期の低沸点アルコールや終期の高沸点アルコールは使わず、ミドルカットと呼ばれジンに加えたいそれぞれのボタニカルの香りのよい部分だけを取り出します。この操作も商品設計に沿って厳密に管理されています。蒸留終了後一定期間落ち着かせた後に濾過、割水して瓶詰されます。 |
ボタニカル

ジュニパーベリー Juniper berry
(杜松の実)
香りとテクスチャーの優れたイタリア産ジュニパーベリーがジンの決め手となる松とラベンダーの 香りと味わいをもたらします。

オレンジ ピール Orange peel
スペインの太陽で乾燥したスウィートオレンジピールが柑橘系の爽やかで切れ味のあるフレッシュさを生みだします。

グレープフルーツ ピール
Grapefruit peel
さらにグレープフルーツピールが柑橘系のフレッシュさに活気を与えます。

アンジェリカ ルート Angelicaroot
(セリ科・草木)
独特の土っぽさとドライな味わいが与えられます。

コリアンダー シード Coriander seed
(セリ科・草木)
蒸留中にレモンの香りを放ちつつ高級ジン特有の少しペッパーがかったスパイシーさを与えてくれます。

カルダモン ポッズ Cardamom pods
(ショウガ科・多年草)
スパイシーでアロマティック、身体がほぐれるような味わいをもたらします。テイスティングノート
これまでのジン特有の「閉じた感じの香り」とは全く逆の「開いた華やかな香り」に驚かされる。ねらい通りジュニパーベリーの香りが非常にうまく引き出されている。 そして、核となるジュニパーベリーと2種の柑橘系フルーツ及び3種のスパイスのバランスが素晴らしい。
6種類のボタニカルでこんなバランスと骨格を兼ね備えたジンを作ってしまうなんて、さすが 「ワイン商の鼻と舌」!
Appearance
輝きのある透明
Nose
活き活きと新鮮で清々しい、ジュニパーベリーの香り
Palate
前面に出てくるジュニパーベリーの香りを中心に、フローラル系の香りとスパイシーだが体がほぐれるようなカルダモンの味わいも感じられます。オレンジとグレープフルーツのフレッシュな柑橘系の味わいと、コリアンダーの生姜のようなスパイシーな風味が補完しあう。
Finish
アンジェリカの土っぽいドライな刺激
スペック
No.3ロンドンドライジン(No.3 London Dry Gin) | ||||||
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品目 | 原産国 | Alc.% | 容量 | 参考小売価 | EANコード | 商品コード |
スピリッツ(ジン) | オランダ | 46% | 700 ml | ¥6,000 | 5010493025775 | N37000 |
50 ml | ¥1,000 | 5010493079594 | N3050M |
ブランドサイト:http://www.no3gin.com/
受賞歴
世界の酒類業界で最も権威のある品評会としてロンドンで開催されるISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)、著名なマスターブレンダーなど50人以上の審査員によるブラインド・テイスティングによってトロフィー、ダブル・ゴールド、ゴールド、シルバー、ブロンズの評価が与えられます。更にトロフィー受賞ブランドだけで再度ブラインド・テイスティングをおこない最も優れたブランドにSUPREME CHAMPIONの称号が与えられるのです。
No.3ロンドンドライジンは4度のトロフィーを受けていましたが、2019年ついにジンで初めてSUPREME CHAMPIONに選ばれ、ISC参加ブランドの頂点に立ちました。
その品質とユニークさが評価され2018年4月から日本航空のファーストクラス用のジンとして採用されています。