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COLUMN

ジンについて

カテゴリ: ジン 作成日:2019年12月25日(水)

基本的なジンの製法は、1)アルコールにボタニカルを漬けこみアルコールに香りを移す「浸漬」(しんせき)と、2)そのアルコールを単式蒸留器(ポットスティル)で蒸留して香りを凝縮する「再蒸留」、この二つの工程を経た後、割水・瓶詰するというものです。

ロンドンドライジンという呼称について

カテゴリ: ジン 作成日:2019年10月16日(水)

連続式蒸留器が発明されるまでのアルコールは荒々しく雑味の多いものでした。ジンは18世紀後半に始まった産業革命を機にイギリスの代表的な蒸留酒となりましたが、このアルコールの粗さを隠すために大量の砂糖を混ぜたスイートジンが主体で庶民が安直に憂さを晴らすための「怠け者を漬け込む酒」とさえ呼ばれていました。

コーヒーの香りと歴史、そしてエスプレッソマティーニ

カテゴリ: リキュール 作成日:2019年10月16日(水)

焙煎コーヒー豆は、小さいながらも非常に複雑なフレーバー化合物(香りの成分)の塊です。1,000を超えるフレーバー化合物が記録されていますが、これはワインをはるかに超えています。 焙煎中にコーヒー豆の中のタンパク質と炭水化物が結合することでこれらのフレーバー化合物が生まれ、緑色の無臭のコーヒー豆を複雑な香りの世界に変えます。